外来での小児トリアージ

「トリアージ」

聞かれたことありますか?

トリアージにも様々あって、「災害トリアージ」「救急トリアージ」というのもがあります。

災害トリアージは、大災害により病院自体も機能しない・資源もない、といった限られた状況の中で、治療や搬送の優先順位を決めること。START法(START Triage)などがあります。

救急トリアージは、院内で救急医療を受ける人のトリアージであり、受ける順番・適切な場所・施設への搬送など決めること。主に看護師が行います。

約10年前までは、「トリアージ」という言葉さえ聞いたこともないという方が多かったかもしれません。平成22年度より、小児におけるトリアージが診療報酬の対象となり、加算が取れるようになりました。さらに2年後には、全年齢層を対象とし大幅な加算が認められました。このような経緯もあり、今では、多くの病院でトリアージが取り入れられています。

実際、私は小児救急看護認定看護師として、以前勤務していた病院で、この「小児救急トリアージ」を導入したことがあります。

利点
・混在する多くの患者さんの中から、緊急度・重症度の高い患者さんをピックアップし、治療が開始される
・診療に必要な場所と医療資源の有効利用を促進する
・患者・家族の不安が軽減される
・観察点が統一され、小児が苦手な看護師も対応できるようになった。
・ロビー内の受診者の様子を気に掛けるようになった
・医師への報告が上手になった

このようなことが挙げられます。

では、小児トリアージの研修はどのように行われているのでしょうか。

実際のところ、机上だけのトレーニングが中心となってしまいます。

シナリオカード(カンペ)を見ると、例えば、「呻吟」などと書かれていますが、実際に診たことがないと実践では難しいです。もちろん、画像を使って研修されているところもあります。しかし、椅子に座って眺めるだけのトレーニングと、実際に臨床をイメージしながら行うシミュレーショントレーニングとでは、身につくアセスメントスキルは雲泥の差です。

PEARSコースwithシミュレーションでは、実際に動画や音声から、「呼吸の異常」や「循環動態不良の状態」を観ながら、そして実際に動きながらシミュレーションを行っていきます。

トリアージを行う方には、ぜひおすすめです。

評価、認識、介入を学ぶことで、トリアージ後の初期対応にも活かせます。

そして、「トリアージ」は、救急病院に限ったことではありません。

ほとんどの小児科クリニックで導入されている予約システム。便利な点が多い一方、もしかしたら、緊急性が高い子どもが後回しになってしまうことも危惧されます。

そのような場合、役に立つのがPEARSコースで学ぶ内容です。

小児クリニックや開業医で勤務されている看護師さんはこちらの記事もお読みください。

Child Future 熊本は、小児に関わる全ての医療従事者にとって最良のPEARSコースwithシミュレーションを提供いたします。

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