看護師とっての小児外来トリアージの方法1
外来での小児トリアージをされている看護師さんも多いと思いますが、業務の中で、どのような方法を用いて小児トリアージを実施していますか?
トリアージの手順は、まず、第一印象で重症感を評価します。
第一印象とは、「外観」「呼吸」「皮膚・循環」の3つです。
患児を見た瞬間に、この3点を評価し、「やばい」「やばくない」を直感で仕分け、介入していきます。
実は、この第一印象ってすごく重要です。
トリアージもそうですが、患者さんを診るうえでは欠かせないもの。
ではどうやって学んでいくのでしょうか。
多くは、机上や事例を振り返るなどして知識や経験を積んでいくのだと思います。
または、先輩看護師や同僚と振り返りながら経験を積んでいくのではないでしょうか。
PEARSでの評価体系はまさしくこの第一印象(初期評価)からはじまります。
それに引き続き、
「外観」
「呼吸」
「皮膚・循環」について評価するトレーニングを行います。
ぱっと見て「やばい?」「やばくない?」
そしてどこが「やばい」のか、
何度も繰り返し、その根拠となるものは何か?
こんなことを一緒に考えながら進めていきます。
次回は外観の評価についてお話します。
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平成31年1月8日(火)に小児トリアージセミナーの開催が決定しました。
小児救急看護認定看護師が講師を勤めます。